マドリードには素敵なタパス屋さんがたくさんあります。基本的なイメージとしては、タパス屋とは、たくさんの種類のおつまみをちょっとずつ食べながら、ビールやワインを飲み、友人と語り合う場所のことです。「TriCiclo (住所:Calle León 12)」は、トレンディ―な雰囲気で、一流シェフが珍しい材料を使ったタパス料理を楽しめます。もう少し伝統的なタパス屋がお好みでしたら、1867年から家族経営で営業されている「Bodegas Ricla (住所:Calle de los Cuchilleros 6)」がお勧めです。 ここの目玉は「callos a la madrileña (牛の胃の煮込み)」です。
マドリードの街には、美味しい食べ物がいっぱいです。タパスはもちろん、ミシュランの星付きレストランもたくさんあります。また、マーケットもマドリ―ドの食を語る上で欠かすことができません。得段が安いこともお勧めの理由です。マーケットの中を歩いて、陳列されている食材を品定めするというのは、どんなレストランよりもインタラクティブに食材と関われる方法でしょう。そして、新鮮な食材を料理し、おいしいリョーハワインと一緒に楽しむ瞬間と言ったら!マヨール広場からすぐの「Mercado de San Miguel」は、昔ながらの市場をトレンディ―に改装したもの。その分、お値段も少し高めですが、いい雰囲気の中、シャンパンやカキ、チョコレート、ウニなども楽しめます。もっと日常的なマーケットとしては、「Mercado de Maravillas」があり、ここは市営の市場としてはヨーロッパ最大です。200を超える店が立ち並び、スペイン全土、または、国外から運ばれた新鮮な果物や野菜、特産物などが売られています。
水のある生活
マドリードは、標高650mの高原にある内陸の街です。もちろんビーチはありませんが、20を超える大きな公営プールがあり、毎年地元民でにぎわいます。これらのプールは公園の一部として、よく管理されています。水遊びはもちろん、プールサイドでボール遊びをしたり、ピクニックを楽しんだりすることもできます。プールは巨大ですが、それでも混雑は避けられませんが、とても魅力的な場所です。ここに行けば、きっとマドリード市民の仲間入りをした気分になれることでしょう。「Parque Deportivo Puerta del Hierro」にあるプールは、なんと長さが130mありますから、市民の水への渇望がよくご理解いただけることと思います。中心に位置する「Casa de Campo」には3つのプールがあり、そのうちの1つはオリンピックでも使用できるサイズです。さあ、日焼け止めを塗って、マドリード市民の仲間入りをしましょう。