マメルティーヌ刑務所（カルセリア・タリアナム博物館）のチケット

コロッセオは、壮大なスケールの古代ローマ円形劇場です。長いこと風雨にさらされ、石をはぎとられ、また、何度か地震にも見舞われましたが、それでもなお圧倒的な姿を誇り、ローマ皇帝の権力と「永遠の都」と称されるローマの永続性を今に伝えています。 巨大な大理石と石灰岩で出来たこの建築物は、5万人以上の観客を収容でき、狩猟、剣闘士の戦い、処刑などの、時には残虐な見世物が行われていました。

バチカン美術館は、世界屈指の芸術家たちの手による歴史的、芸術的に価値の高い作品の宝庫。ミケランジェロ、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ティツィアーノ、カラヴァッジョなどの手による、芸術史に名高い作品が鑑賞できます。 バチカン美術館のコレクションは、54にも及ぶギャラリーに展示されています。「ラオコーン像」、「ベルベデーレのアポロ」、「地図のギャラリー」、そして、なんと言っても必見なのは「システィーナ礼拝堂」内にある、ミケランジェロの手によるフレスコ画の傑作でしょう。西洋美術の歴史を決定づけた作品です。

ルネッサンス様式のサン・ピエトロ大聖堂は世界最大の教会の1つです（そして教皇の総本山でもあります）。世界最大の大きさを誇るドームは、そのハイライトの1つであり、他にもベルニーニの天蓋（教会の最大の目玉）、ミケランジェロのピエタ（彼自身がサインを入れた唯一の作品）などがあります。 バチカン市国の中心部であるサン・ピエトロ大聖堂への訪問は、敬虔なカトリック教徒にとっても、また、ぶらりと立ち寄っただけの観光客にとっても、畏怖の念を起こさせる体験となることでしょう。

1609年から1613年の間に建造されたこの豪華な建物は、噴水、庭園、ピンクの大理石の壁、フレスコ画の天井を備えており、世界最高峰のアートコレクションを収めるのに理想的な場所です。そして、これはまさにこの建物が建造された理由でもあったのです！建築家フラミニオ・ポンツィオは、枢機卿であり、また美術品コレクターでもあったシピオーネ・ボルゲーゼのためにこの建物を設計しました。シピオーネは、彼の貴重で膨大な美術品コレクションを収め、かつパーティーも開くことのできる別荘を街の一角に望んでいたのです。1901年にイタリア政府がこのコレクション（ギャラリーと周辺の公園も含む）を買い取り、以来一般公開されています。 ボルゲーゼ美術館は、印象的な傑作に出会う確率の高さの点で特筆すべきものがあります。ベルニーニとカノーヴァの彫刻、カラヴァッジョ、ラファエロ、ティツィアーノの絵画・・・とリストはずっと続きます。

テヴェレ川沿いに建つこの円筒形の建物は、その特徴的な外観から、すぐに目に飛び込んできます。その頂上にある彫像は、大天使ミカエルのものです。サンタンジェロ城は、もともとはハドリアヌス帝の霊廟として建設されましたが、歴史の変遷とともにその用途も変化し、要塞や教皇の住居、また、刑務所として利用されたのち、現在では博物館となっています。

4つの壮大な歴史的宮殿で構成されるこの複合美術館は、ミケランジェロによって設計されました。その大規模なコレクションは、主にローマ自体の歴史に捧げられており、古代にさかのぼる多くの遺物が特徴です。 また、世界で最初の博物館としても知られています。教皇クレメンタイン12世は1734年にローマ人にそれを開放した。